MV-38はその革新的なティルトエンジン設計により、垂直離陸モードと固定翼モードの切り替えを可能にした。突発的な賭けが求められ生み出されたと噂されているこの革新的な推力偏向型「コンドル」は、現在、アメリカの軍事作戦における定番となっている。
アメリカ軍が使用可能な輸送航空機。非常に頑丈で主力戦車のMPAT砲弾や無反動M5の直撃にも2発まで耐える。 武装もミニガン2基に重機関砲を備える為、火力も悪くない。ガンナーと連携すれば対地・対空ともに強力なガンシップとなりえる。
しかし輸送機の最大の任務は味方の出撃ポイントになる事である。 ブレークスルーなど一拠点の価値が重いルールでは、拠点の上からの空挺降下が成功すれば輸送機1機でも戦況が大きく変わる。 裏取りして敵の背後を突いても良し、機動力を活かして各拠点の防衛をしても良しと、パイロットの知識と技術次第で試合の結果をも左右できる。 ただし、高度が高すぎる(地上からロックオンできない程の高度)と出撃画面に映らず、出撃画面からはリスポーン地点に選べない事には注意が必要。 全然味方がリスポーンしない時は一度高度を落としてみよう。
輸送機らしく、兵装のアンロックにはチームメイトの出撃数も対象としてカウントされる。 ロシア側の対抗機であるスーパーハインドには無い機能として、飛行モードを任意で切り替えることができる。 ホバリングで対地支援をしつつ、ピンチになったら高速飛行で一気に離脱する…といった戦法が可能。うまく使いこなせば戦略性や生存性がぐんと上がるので活用しよう。
ちなみに高度が高すぎると出撃出来ないと書いたが、マップの場所によって出撃できる高度が異なってくる。出撃画面のカメラはマップを真上から見ているのでは無く、マップを縦に切って断面の中心を原点と見たとき、傾きが大体±4の直線上にあるため、同じマップ上でも場所によって出撃可能高度が変わってしまう。なので出来る限り高い位置で湧きポになりたいのであれば出撃画面の下側(つまり|x|が出来る限り大きくなる)に来るようにすると良い。 ちなみにマップにもよるが1番低い出撃限界高度はおおよそ600mmで1番高い出撃限界高度は900mm。
スーパーハインドと比べて速度が低い代わりに、操作性が良い。 ビル間を縫うように飛行したり、狭い空間に着陸しやすいが、スロットルを全開にしてもかなり鈍重。 巨体と相まって上手いプレイヤーには無反動M5の手動照準で撃墜される可能性もあるので、危険を感じたら即座に固定翼モードへ切り替えたい。
ジェット機並の速度を誇る高速移動形態。 敵奥地への侵攻はもちろん、低耐久時やフレアを使った後の緊急退避にも活躍する。 ちなみに、モードを切り替えた直後は垂直方向の推力が失われるため、やや高度が下がる。 ある程度上昇して切り替えるか、早めに機首を上げて墜落しないようにしよう。
MV38-Condor(コンドル)はアメリカ軍などで運用中のV-22オスプレイの海兵隊仕様であるMV-22の架空の発展機であると思われる。 オスプレイはローターを装備したティルトローター機だったが、ゲーム中に登場するコンドルはローターがなくなり、ターボファンエンジンのようなもので飛行するようになっている。 基本的に輸送機なので武装は後部ランプにドアガン(M240)が1丁あるのみで、海兵隊仕様だと機体底部に格納可能なリモコン操作のミニガンを1機装備可能。ゲームのものは大幅強化されたと言っていいだろう。
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