EMKV90-TOR のバックアップ(No.21)
電動レールガンを装備したハイテク駆逐戦車。遠距離で敵乗り物を撃破する。主砲の破壊力を最大化できる低速モードと、柔軟な機動性を発揮する高速モードからなる二つの機動モードを有し、更に生存性を高める高度な検知システムを搭載する。
アンロック要件について
ダメージ
特徴と乗り方シーズン3で追加された、対地・対空のどちらもこなす自走電磁砲。主兵装のレールガン(電磁砲)は強烈な弾速を持ち、偏差や弾道落ちをほぼ気にする必要がない。 このため、主力戦車やRAMのように最前線で敵を蹴散らしながら戦う用途にはまったく適しておらず、侵攻してくる敵ビークルを遠距離から撃破する阻止火力的な運用がメインとなる。場面によっては、味方からも嫌がられる場合があることに注意が必要となる。 フレーバーテキストにもあるとおり、チャージ速度は高くなるが機動力は落ちる低速モード(シージモード)、機動力は普通の主力戦車並になるがチャージ速度が落ちる高速モード(モビリティモード)がある。 1番席 主砲主砲は二種類。前記の通りほぼ即着弾で弾道落ちもなし。火力が高い弾頭ほどチャージ速度が遅くなる。ただし、どちらもMPATのような爆破ダメージは無いため、これで歩兵を狙うことは難しい。同軸機銃で対応しよう。また、チャージ中は砲口が青く光る。そのためチャージ時間の長いモビリティモードでは敵に察知されやすくなるが、逆に敵の本車から逃げる際にも役立つ。
1番席 サブウェポン
1番席 装備等
①の解説:SOFLAMや航空機の空対地ミサイルなどの誘導兵器を一秒間完全に妨害できる。航空機のチャフと違って短い上、SOFLAMに対してのみしかロックオンリセットをしないため、空対地ミサイルはタイミングが悪いとそのまま命中、2発目も即発射される。しかし、着弾直前で起動させれば一発はミサイルが逸れて無効化できる。最大装弾数2発を続けて撃たれたら一発は喰らってしまうが、一発は回避できる上に敵がリロードしている間に身を隠したり味方が助けてくれる時間は稼げるためかなり重要。 ②の解説:視覚的効果について、初期装備のと比べると煙自体は少々薄い、効果時間も短いが、①のおまけとすれば上々だろう。妨害効果について、煙の範囲内にいればロックオンされなくなる効果があるが、煙は戦車の周りにドーナツ状に放出するので自車両のいる中心には判定がなくなるので注意。さらに放出される煙も判定が大雑把なのか隙間だらけなので過信は禁物。
2番席
パッチ履歴
ビークル紹介元ネタのひとつとして考えられるのが、スウェーデンのIFVであるCV9040歩兵戦闘車である。スウェーデン軍向けには「Strf 9040」と呼称されているこの車両は1980年代に開発された。 2042内でのEMKV90はスウェーデン語で「Elektromagnetiska Kanonvagn(電磁投射砲車両)」の略であると推測され、CV90ファミリーの一種であると考えられる。ただし、ゲーム内モデルはCV90と類似するのは車体前部と後部のレイアウトにその意匠が見られるのみであり、砲塔に関しては完全にオリジナルである。なお編集者の見立てでは、この砲塔部分のデザインはアメリカ陸軍の試作車両である「XM8」と仏独共同開発の次期主力戦車「EMBT」のミックスであるように見えるが有識者の方がいれば加筆をお願いしたい。 ちなみに車載レールガンであるが、現状のレールガンは主に艦載目的での開発が主であり、戦車などへの搭載技術は進んでいない。ネックとなるのは膨大な電力を消費するという点にあり、現実のレールガン搭載計画が推進されたズムウォルト級ミサイル駆逐艦ではレールガン発射の際に艦内の電力の2〜3割を使って毎分6-12発の射撃を想定していた。EMKV90のモード切り替えもこの事例に従って再現したと考えられる。 なお、TORとは北欧神話に登場する神トールのことであり、神話内では稲妻を象徴する槌「ミョルニル」を使う強力な神であるとされ、まさしくEMKV90に相応しい名前であると言えよう。 コメント全ページのコメント欄について改行は非推奨です。 |
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