EBLC-RAM のバックアップソース(No.4)
&attachref(./イメージ.jpg,nolink,50%);

敵へのヒット・エンド・ラン攻撃を想定した、高速装甲偵察および攻撃用ビークル。味方チームの誰でも出撃可能な出撃ビーコンを戦場に設置できることで、EBLC-RAMは敵への側面攻撃の先導に適している。

|BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|489|c
|BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):''分類''|''[[ビークル]] / パーソナル (装甲車)''|
|実装日|2022年08月30日(シーズン2)|
|解除条件|バトルパスランク16|
|製造国|フランス|
|座席数|4 &ref(画像置場/運転席.png,nolink); &ref(画像置場/ガンナー席.png,nolink); &ref(画像置場/ガンナー席.png,nolink); &ref(画像置場/ガンナー席.png,nolink);|

|~座席|~装備枠|兵装&br;(&color(#ff0){解除に必要数};)|~弾数|~連射&br;速度|~再装填&br;時間|備考|h
|BGCOLOR(#ddd):CENTER:40|BGCOLOR(White):CENTER:50|BGCOLOR(#333):COLOR(White):220|>|>|CENTER:60|350|c
//
|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#fc2):''ドライバー''|
|1&br;&ref(画像置場/運転席.png,nolink);|メイン|40mm機関砲 (&color(#ff0){初期};)|?|?|?|すべての地上目標に対して効果的。発射速度が低いため、空中の標的に対してはあまり有効ではない。|
|~|~|榴弾砲 (&color(#ff0){20};)|?|?|?|軽装甲の標的に有効な榴弾を装備。装甲貫通力は限られている。効果範囲が増加。|
|~|~|ミサイルランチャー (&color(#ff0){300};)|?|?|?|3発バーストの高速ミサイル。あらゆるターゲットに効果を発揮する。|
|~|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaa):|
|~|サブ|同軸軽機関銃 (&color(#ff0){初期};)||||高い発射速度を持つ7.62mm機関銃。敵の兵士や軽装甲の乗り物に対して有効。|
|~|~|同軸重機関銃 (&color(#ff0){60};)||||.50機関銃。敵の兵士および軽装甲の乗り物に対して非常に有効。有効射程が長いが、発射速度は高くない。|
|~|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaa):|
|~|装備1|煙幕発生装置 (&color(#ff0){初期};)||||乗り物の周囲に敵からのスポットを妨害する煙をまき散らす。|
|~|~|修理システム (&color(#ff0){10};)||||搭乗システムが損傷した際に修理する。|
|~|~|サーマルスモークパッケージ (&color(#ff0){40};)||||周辺に化学物質を含んだ煙を撒き散らし、一部のセンサースペクトルを無効化する。|
|~|~|アクティブ防護システム (&color(#ff0){120};)||||アクティブな対抗手段システム。起動すると、システムは敵の当社物が乗り物に当たる前に検知して破壊する。|
|~|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaa):|
|~|装備2|チーム投入ビーコン (&color(#ff0){初期/固定};)||||設置可能な出撃ビーコン。チームのメンバーなら誰でも、一定時間の間出撃できる。|
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|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#fc2):''ウェポンステーション''|
|2&br;&ref(画像置場/ガンナー席.png,nolink);|メイン|重機関銃 (&color(#ff0){初期};)||||.50口径の重機関銃。対人及び対非装甲車両ターゲット用。|
|~|~|ミニガン (&color(#ff0){180};)||||優れた発射速度を誇る対人用7.62mmミニガン。装甲している相手に対しては有効ではない。|
|~|~|40mmグレネードランチャー (&color(#ff0){360};)||||非常に優れた対人性能を持つベルト給弾式のGPL。弾頭を直接相手に命中させる必要はないため、通常では攻撃の難しい場所に隠れた敵を撃退するのに最適。|
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|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#fc2):''ウェポンステーション2''|
|2&br;&ref(画像置場/ガンナー席.png,nolink);|メイン|対戦車ミサイル (&color(#ff0){初期/固定};)||||敵地上車両の撃破に適している。発射前にロックオンが必要。|
|~|~|対空ミサイル (&color(#ff0){初期/固定};)||||熱線追尾型の対空ミサイル。発射前にロックオンが必要。|
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|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#fc2):''武装ポッド''|
|3&br;&ref(画像置場/ガンナー席.png,nolink);|メイン|40mm キャニスター弾ポッド (&color(#ff0){初期};)||||危険な近接用対人武器。キャニスター弾を使用。散弾。|
|~|~|60mm Flakポッド (&color(#ff0){420};)||||対空用60㎜圧力探知弾頭を発射する。|
|~|~|40mm ボレーポッド (&color(#ff0){240};)||||40mmフラググレネードを連続発射する。|

*特徴と乗り方 [#tips]
シーズン2で追加された装甲車カテゴリのビークル。味方全員が出撃可能なビーコンと、アクティブ防護システムを備える。
非常に小回りが効く車体性能を持っており、狭いところにも難なく入り込めるコンパクトさと機動力が魅力の快速戦闘車両。
武装も瞬間火力に優れ、一見貫通されそうに見える大きな窓は銃弾を通さない仕様となっており狙撃への対抗能力も持つ。

*ビークル紹介 [#introduction]
#youtube(https://www.youtube.com/watch?v=obunv5c8ppc)
モデルはフランス、Panhard(パナール)社で開発されたCRAB装甲車。2012年に兵器展覧会ユーロサトリ2012で発表された。
フランス陸軍では当時新世代の車両開発プログラム"スコーピオン"を実施しており、その第二段階としてVBAEと呼ばれる機動力と火力を両立した軽装甲車両の開発を模索していた。
この車両は主力戦車などの重量級の車両を援護・偵察による支援を行うほか、騎兵のような側面攻撃や僻地でのパトロール任務をこなす汎用性が求められた。
従来のフランス陸軍ではこの任務をVBL装甲車が行っており、このVBL装甲車もパナール社で開発されていた。
#br
こういった経緯で開発されたCRAB装甲車は先代のVBL装甲車同様に3名の乗員により稼働する設計となっており、重量は空輸可能な9トン程度の車重に収められている。
エンジンは320馬力のターボチャージャー付きディーゼルエンジンが搭載され、最高速度は舗装路で110km/hで走行できるものとされた。
さらに特殊なトランスミッションを採用することでオフロードでの走行性能が向上するのみならず、戦車の超信地旋回のように左右の車輪を逆に回すことで10m以内で旋回できる性能を実現した。
VBL装甲車で採用されていた独立式の油圧サスペンションにより車高を調整することも可能であり、作戦地域に合わせて走行性能を変化させられる優秀な車体として設計されている。
これらの機動力の高さはゲーム内でも再現されており、特に旋回性能の高さはプレイヤーも実感できるポイントとなっている。
#br
武装はVBL装甲車より遥かに強化されており、主砲としてブッシュマスター製25mm機関砲を搭載した状態でユーロサトリ2012に展示されていた。
車重を抑えたことで様々な武装の拡張に対応しているとされており、30mm機関砲や対空・対地ミサイルなどの多種多様な武装の運用に耐えうる事が示唆されている。
また運転席内は監視能力を高めるために複数のモニターで構成されたコクピットシステムが構築されており、VBLから更に強化された偵察・監視能力が付与された。
#br
CRAB装甲車は2018年ごろよりフランス陸軍による調達が開始されているが、あまり配備ペースは早くないようである。
本作では名称がEBLC-RAMとなっており、この名称は実在しないものの[[EBAA ワイルドキャット]]のモチーフとなったEBRC装甲車との関係性が伺え、EBRCが日本語で「装甲偵察/戦闘車両」といった意味合いであることから
フランス語で「軽量」を意味するLumièreを使って「''E''ngin ''B''lindé de ''L''umière et de ''C''ombat」、EBLCになっているのではないかと思われる。
#br
#region(パナール社とフランス陸軍の関係)
パナール社は乗用車も製造していたフランスの自動車メーカーで、創業は古く1890年代から活躍していた老舗の自動車メーカーであった。
特に現在でも車の駆動方式の主流となっているフロントエンジン/リアドライブ方式(FR)を開発したメーカーとして知られており、第二次大戦後まで乗用車の設計・販売を続けていた。
1950年代には経営不振によりシトロエン傘下となり後に吸収合併。乗用車メーカーとしてのパナールは60年代には一度幕を下ろすこととなった。
しかし吸収後の1960年代以降もパナールは軍用車両の取り扱いに特化する方針に転換。これが功を制し、現在もパナールをブランドとしてフランス陸軍向けの装輪車両の開発を担っている。
#br
これらの装甲車はもともとフランスは植民地が多かったことから戦前より装輪式車両の開発が盛んであり、パナールもそれらに関わる一員であった。
特に軍用車両に関しては装甲車やトラックなど複数種類のパナール製品が第二次大戦前より活躍していたため、戦後のフランス陸軍でもパナールが活躍するのは自然なことであった。
フランスが保有する植民地は多く、また舗装路も満足にない場所が多かったとこから、不整地で有利な履帯式の車両よりも多少走破能力が落ちてもインフラへの負担が少なく道路を使った展開が容易な装輪車両が好まれていた。
フランス本土のある欧州大陸も平野部が多く、フランス陸軍は実際に戦闘になった場合は道路を経由した迅速な展開能力が重要であると考え、フランス植民地における警備とフランス本土の防衛の両方からこれらの車両を求めた。
結果的にパナール社はフランス陸軍向けに数多くの装甲車を開発することとなり、詳細は割愛するが先述の''VBL''のほかにEBR装甲車・AML装甲車・ERC装甲車・VCR装甲車・PVP装甲車など戦後のフランス陸軍を支える重要な機甲戦力を提供することとなった。
現在もパナールはブランドとしても存続できており、このCRAB装甲車はパナールがフランス陸軍へ提案した次世代の装甲戦力の一つとなる。
#endregion
*コメント [#comment]
#pcomment(,reply,20,)

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