肩撃ち式の多目的強襲兵器。軽装甲車両やバンカーの破壊に使用される83mm無誘導ロケットランチャーである。ロケット弾は1発ずつ装填される。
マクドネル・ダグラス社がIMI(現IWI)B-300を元に開発した対戦車ロケットランチャー。1984年にアメリカ海兵隊に「Mk153 Mod0 SMAW」採用された。 80年代当時のカール・グスタフM2と比べ射程は劣る(対戦車弾で500m、多目的弾で250m)が、圧倒的に軽い。(本体重量7.54kg、装填重量でも13.4kg) 特徴として、専用スコープやアイアンサイトに加えて「スポッティングライフル」を備えている。スポッティングライフルは9発の曳光弾を装備し、発射前にロケットが描く弾道を確認することが可能だ(大概のゲームでは使えないが)。弾道を曳光弾で確認できるため、専用スコープより軽量なM4/M16用のACOGスコープを流用しているケースも見受けられる。 改良型としてレーザーレンジファインダー機能とサーマル機能を持つMBS(電子照準器)を装備し、スポッティングライフルを廃止したMk153 Mod2が存在している。重量は照準器込で5.9kgとなる。 2018年にアメリカ陸軍に続きアメリカ海兵隊でもカールグスタフM4の採用が決まり、SMAWは段階的に退役していく予定。
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