ロシア軍側で使用可能な攻撃ヘリコプター。ドライバーは機体の操縦と各種兵装での対地/対空、ガンナーは30mm機関砲での対地攻撃がメインとなる。 ドライバーだけでも対地攻撃は一応可能だが、ガンナー席にプレイヤーが乗り込むことで対地攻撃(特に対歩兵)の真価を発揮できる。
Ka-52はロシア軍が運用する攻撃ヘリコプターである。愛称は「アリゲーター」(ロシア読みだとアリガートル)で、NATOからは「ホーカムB」のコードネームで呼ばれる。ゲーム中の名称「KA-520 スーパーホーカム」は型式番号と愛称共に存在しない架空の機体。 元々はKa-50という世界初の単座型…つまり一人乗りの攻撃ヘリで大変先進的な機体だったのだが、パイロットの負担が増すのではないかという運用側の不安感を煽ることになってしまいどこにも売れず、結局従来通りの複座型に設計し直したのがKa-52である。 かつてのソ連軍が新しい攻撃ヘリを求めたことからKa-52の歴史は始まるのだが、別メーカーのライバル機であるMi-28(こちらはBF4で登場)と軍での採用を巡って何度も競い合いがあり、採用されたと思ったらソ連崩壊の折に白紙になったり今度はMi-28が採用されるもやっぱり白紙に…といった紆余曲折を経て、現在ではロシア軍によってなんと両方採用されている。
Ka-52の特徴としてまず目を引くのがプロペラを縦に二つ並べた二重反転式ローターである。テイルローターが不要になり小型化に有利かつ安定性が増す、高機動化しやすいといったメリットがあるが、ローター基部が複雑になりメンテナンスの難度が上がるなどのデメリットもある。 また、従来の攻撃ヘリの様な縦列複座ではなく、左右に二人座る並列複座であることも大きな特徴。そして座席にはヘリコプターではこれまた世界初となる脱出用の射出座席が装備されている。戦闘機ではお馴染みの機能であるものの、ヘリコプターでは頭上にローターがあるため通常は装備されないのだが、本機はローターを火薬で吹き飛ばしてから射出する仕組みとなっている。 ちなみに本来ならガンナー席の30mm機関砲は機体右側面に搭載されているが、ゲーム中ではアメリカ側のアパッチ?との使用感の差を無くすためか機首下部に変更されている。
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